なぜグルテンはダメ?うさぎに小麦製品を与える危険性とデメリットを解説します

《グルテンはなぜダメ?》うさぎ用ペレットは「グルテンフリー」を選ぶべき3つの理由~我が家おすすめペレットも紹介

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10年以上ウサギ3匹と暮らして感じた「幸せ」と「苦労」をもとに、お悩み解決案を提案します。記事最下部にコメント欄あり。気軽に育兎相談どうぞ。

「なぜウサギに小麦製品はダメなの?小麦製品を与えるとどうなるの?」

結論から言うと小麦製品は「うっ滞」を誘発するため、グルテンフリーが良いと言われていますが、まだ具体的な文献などはありません。

「原因の1つではないかと」と考えられている段階です。

ただ私は小麦製品を与えるメリットはないと考え、ウサギの食事で小麦製品は化膿な限り避けています。

まい

今回はグルテンフリーペレットについて熱く解説しますね。
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チェックポイント!
  • 小麦製品がウサギに与える影響とは?
  • グルテンフリーペレットでも安心できない理由とは?
  • オススメのグルテンフリーペレットは?

小麦製品(グルテン)がうさぎに与える悪影響とは?

グルテン配合ペレットがうさぎに与える悪影響とは?
グルテンがダメな理由

小麦製品の摂取は消化管の動きを悪くして、うっ滞を誘発する恐れがある。

うっ滞とは?
何らかの理由で消化管の動きが悪くなり、「飲み込んだ毛や食べ物・異物などが消化できずに詰まる」や「胃液やガスなどが溜まる」などの症状が起きる。

野生ウサギの主食は「植物(草)」などです。

超ヘルシーな野生ウサギの食生活を考えればわかる話ですが、小麦製品はウサギの消化管に大きな負担をかけます。

消化管の動きが悪くなって、ウサギの死因で多い「うっ滞」を誘発する恐れがあるため、小麦製品はウサギに与えない方がいいと言われているのです(参考書籍:よくわかるウサギの食事と栄養P130)

まい

もう少し詳しく「小麦(グルテン)」がうっ滞を誘発する原因を見ていきましょう。

小麦製品(グルテン)がうさぎの毛球症やうっ滞を誘発する原因とは?

うさぎ用ペレットのグルテンが毛球症やうっ滞を誘発する原因とは?
「怖い病気なの」
うっ滞(毛球症)になる原因

お腹の中には牧草やペレットの他に、「毛づくろいで飲み込んだ毛」「齧った布類」などの異物もある。
 
グルテンの粘り気に異物や食べ物が混ざって塊ができる→ウサギの胃は入り口と出口が狭い→詰まる(うっ滞)

実際にうっ滞になったウサギのお腹を切ってみると、お腹の中から毛などの異物と混ざりあった未消化のペレットが塊となって出てきます。

ウサギの胃は他の動物と比べ入り口と出口が狭いです。

嘔吐もできないのでお腹の中で一定以上大きな「塊」ができてしまうと、詰まってしまうんです…

※わかりやすい症例写真が「エキゾチックアニマル情報室」にあったので、グロ画像に耐性がある方は見てみてください。

まい

犬や猫は嘔吐ができますがウサギはできません。

まい

そのため「(うっ滞)」はウサギの死因トップに入るほど、ウサギに多い病気なのです。

なぜうさぎ用ペレットやおやつに小麦(グルテン)を配合するの?

なぜうさぎ用ペレットやおやつに小麦(グルテン)を配合するの?
「水を加えるとネバつく」
小麦を配合する理由
小麦(グルテン)は粘着性があるので、ペレットやオヤツを固めるための「つなぎ」として使用される。

「グルテンはうっ滞原因になるかもしれないのに、なぜペレットに配合するの!?」

と思いますよね。

理由は簡単で主原料である牧草などだけでは、うまく固形にならないからです。

必要ない材料だけど「つなぎ」として必要だから、仕方なく配合しているんでしょうね

まい

簡単に言えば小麦は「つなぎ」として配合しているだけで、本来ならウサギにとって不必要な素材と言えますよね。

うさぎのペレットやおやつは絶対にグルテンフリーじゃないとだめ?

うさぎのペレットやおやつは絶対にグルテンフリーじゃないとだめ?

オヤツに関しては「グルテンフリー」がオススメです。

オヤツはあくまで食の楽しみですし、極端な話与えなくても問題ありません。

ウサギにとって絶対に必要ではないのに、わざわざ与えない方がいいとされる小麦製品配合のオヤツを選ぶ必要はないからです。

ただしペレットに関しては現状「あまり神経質になる必要はない」と私は結論づけました。

まい

私が神経質になる必要はないと結論づけた理由を2つ紹介しますね。
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2つの理由
  1. 小麦摂取で即うっ滞を発症するわけではない
  2. 小麦配合ペレットを食べているウサギが圧倒的に多い

うさぎ小麦(グルテン)摂取ですぐにうっ滞や毛球症を発症するわけではない

うさぎ小麦(グルテン)摂取ですぐにうっ滞や毛球症を発症するわけではない
ポイント!
グルテンはうっ滞を引き起こす、様々な要因の中の1つ。小麦(グルテン)の入ったペレットを食べたからといって、即うっ滞を発症するわけではない。

ウサギ用ペレットの多くは「小麦」が配合されています。

大多数のウサギは小麦配合ペレットを食べているのですが、ペレット摂取でうっ滞を起こすウサギって見ないですよね。

季節の変わり目などでうっ滞になるウサギの方がよっぽど多いです。

まい

そもそも即うっ滞を起こすぐらい小麦がウサギに悪影響であれば、小麦配合ペレットは売られないし、とっくに大騒ぎになっていますよね。
ちなみにグルテンがウサギの消化管運動に、「どのぐらい影響するのか」具体的な文献はないそうです。

販売元はこのグルテンの粘り気が毛球や食滞の要因になると考察し、ペレットの組成から取除いたようです。ウサギ消化管運動に対するグルテンの作用に言及した文献等は、今のところありませんので販売元独自の理論といえます。

引用元:さかい動物病院院長ブログ

ちなみに1代目ウサギ(享年11歳)は6年間ぐらい、グルテンの入ったペレットを食べていましたが、1度もうっ滞になりませんでした。

まい

情報が変わ次第追記しますね

ペレットに配合されている程度の小麦(グルテン)なら神経質になる必要はない

ペレットに配合されている程度の小麦(グルテン)なら神経質になる必要はない
ポイント!
小麦(グルテン)は過剰摂取が大問題。ペレットに配合されている程度の小麦であれば、ウサギの健康に大きく影響する可能性は低い。

小麦(グルテン)を過剰摂取するとウサギの消化器官に負担をかけ、腸内でガスの異常発酵しうっ滞を引き起こします。

この「過剰」がアウトなのですが、つなぎとして配合されている程度の小麦であれば、そんなに心配する必要はありません(参考:よくわかるウサギの食事と栄養P130)

実際に1代目ウサギ(享年11歳)は6年間ぐらい小麦配合ペレットを食べていましたが、1度もうっ滞を起こしませんでした。

まい

私は色々と考えた末にグルテンフリーペレットをウサギに与えていますが、小麦配合ペレットを「サブ」として与える時もあります。

まい

グルテンフリーも大事ですが、粗繊維が21%以上で、果物などの混ぜものがないペレットを選ぶのも重要ですよ。

うさぎ用グルテンフリーペレットやおやつなら安心とは限らない

うさぎ用グルテンフリーペレットやおやつなら安心とは限らない

注意点としてお伝えしたいのですが「グルテンフリー」と記載されているペレットやオヤツは100%安全とは言い切れません。

とくに「ドライフルーツ」には注意して欲しいです。

私がグルテンフリーでも安心できないと感じている理由を2つお伝えしますね。

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安心できない理由
  1. 小麦代わりに配合されるでんぷんもウサギに悪影響
  2. グルテンフリーでも糖分やでんぷん質の過剰摂取は危険

①小麦(グルテン)代わりに配合されるでんぷんもうさぎに悪影響

小麦(グルテン)代わりに配合されるでんぷんもうさぎに悪影響
ポイント!

でんぷんを多く含む食品もウサギの消化器官に負担をかけ、うっ滞の原因になる。小麦の代わりに配合される「タピオカ澱粉」や「ポテトパルプ」に要注意。

タピオカ澱粉やポテトパルプとは簡単に言うと「でんぷん」です。

小麦の代わりにつなぎとして配合されますが、実はでんぷんもウサギの消化器官に負担をかける食材の1つ。

せっかくグルテンフリーを選んでもあまり意味がないのです。

まい

もしグルテンフリー製品をウサギに与えたいと考えているなら「原材料」もしっかりとチェックしましょう。
ウサギ専門店からはこんな意見も…

つなぎとしてタピオカ澱粉粕やポテトパルプなどが使われているグルテンフリーフードもあります。「でん粉」と呼ばれるでんぷんはグルテン以上のねばりが出ます

引用元:うさぎ専門店「pet’s-club」

②グルテンフリーでも糖分やでんぷんの過剰摂取はうさぎの健康を害する

グルテンフリーでも糖分やでんぷん質の過剰摂取はうさぎの健康を害する
ポイント!

グルテンフリーの自然素材でも「糖分・でんぷん」が多いオヤツはオススメしない。とくにドライフルーツやミックスベジタブルに注意する。

「糖分・でんぷん・炭水化物」が多いオヤツは肥満の原因になるだけではなく、ウサギの消化器官に負担をかけうっ滞の原因にもなります。

  • ドライフルーツを与えるならごく少量
  • でんぷんや炭水化物を多く含む野菜類は与えない(例:カボチャやサツマイモなど)

グルテンフリー以外の食材にも注意しましょう。

まい

「糖分・でんぷん・炭水化物」が多いオヤツを大量に与えると、うっ滞を起こすリスクが高いので避けてくださいね。

うさぎは、せんい質を盲腸の腸内細菌で発酵して生きている動物です。
そのため、でんぷんが多くせんいの少ない食事を与えると、発酵が異常に起こり、
盲腸の中で病原微生物が増加してしまい、最悪の場合は腸毒素血症で急死してしまいます。

引用元:ゆず動物病院

《結論》グルテンフリーなら何でもいいわけではない!原材料もしっかりチェックしよう

《結論》グルテンフリーなら何でもいいわけではない!原材料もしっかりチェックしよう
まとめ
  • 小麦配合のオヤツはトコトン避けた方がいい
  • ペレットに配合されている程度の小麦なら過度な心配は不要
  • 小麦代替品に多い「でんぷん」もウサギの消化器官に負担をかける
  • グルテンフリーでも「糖分・でんぷん・炭水化物」が多いオヤツは悪影響

グルテンフリー製品=安心ではありません。

せっかくグルテンフリー製品を選んでも、代替品として「でんぷん」が使われていたりするので、しっかりと原材料までチェックしましょう。

あと声を大にしていいたいのですが、うっ滞の原因は「小麦製品」だけではありません。

  • ストレス
  • 運動不足
  • ブラッシング不足
  • オヤツの与えすぎ
  • 寒暖差や季節の変わり目

3匹のウサギを育てた経験から言いますが「小麦配合ペレット」よりも、上記に該当するウサギの方が短期的に見て、うっ滞を起こすリスクがものすっっごく高いです。

まい

ウサギをうっ滞から守りたいのであれば、グルテンフリーだけではなく「日常のケア」に力を入れるのも忘れないでくださいね。

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